オーストラリアから夢を抱いてアメリカ西海岸に渡った二人の青年がいた。ふたりともLispに興味をもち、それでひとはたあげようという大志を持つ。80年代のこと。ひとりはUCBへ、もうひとりはStanfordへ。どちらもちょっ…
脆弱性とリテラシーと省電力
アメリカをはじめ多数の国の友人たちからメールが地震のあった金曜の夕方から早速飛び込んできた。それでも今のところ20通くらいだが。安否を尋ね心配してくれる声。そのあとには質問や意見の交換。状況理解の説明を求める声など。米国…
海外へ出ていくということ
ニュージーランド地震での活動が、生存者発見のためのものから、遺体発見のものへと移行するという趣旨の政府発表があったというテレビのニュースを仕事をしながら横で聞いた。とても悲しいニュースである。特に関係者の方々にとってはと…
プリーズタイクケア
ニュージーランドの地震とその救助のために活動されている人たちの様子がテレビで報道されている。その中で、現地のひとの発言の中に「プリーズタイクケア」を聞いた。はじめて学習をする者がどんなことに触れるのかは、どんな分野の勉強…
周回遅れ
飛行機に乗ると、時々、タイムトンネルに入っているような気持ちがする。日本が過去の世界で、外国が未来の世界ということが多い。行き先によってはその逆もある。いずれにしても同じ時刻を生きていながら、まったく違う時間世界に生きて…
人はなんのために散歩をするのか
ようやくカンヅメになった会議も終わり、昨日は3時すぎから時間ができた。なにをしようか?無意識に歩こうと思った。ホテルからあるいて1時間程度の距離と思われるレブロンの町にショッピングセンタがあることを聞いておいたので、海岸…
シウダー・デル・エステ
その不思議なさいはての町、その名はシウダーデルエステ。テレビを見ていて、その名が出てきたので、急に昔のことを思い出した。なんともいえない不思議な雰囲気の、そして小さな店がぎっしりとつまった2階建てほどの店がぎっしりとなら…
携帯のビジネスモデルを考える
2011年、かのと・うの年。ものの本によると、「芽や葉が茂った未開拓地、即ち従来手をつけていなかったことに、積極的に行動・開発してゆく、前の庚に次ぐ革新の年」とのこと。私自身も年男。どういう年になるのか、まぁ、一歩一歩歩…
蚕のサナギ
蚕のさなぎを食べた。おいしかった。数年前の研修で助手をやってもらい、その後も何かと手伝ってくれるベトナム人の若い先生、ホーチミンで時間があったので、昼食に一緒に出かけた。自分が一番うまいと思っているものを食べに行こう、と…
ePadのある暮らし
中関村でePadを購入してからほぼ1カ月近くがたった。iPadとePadを二つ積んでおいて、どっちをどれだけどういう風に使うか、自分なりに実験を継続している。中間報告的に感じたことを書いてみる。 まず、一口に言って、iP…