あっというまに、4月も中旬になる。ハノイはあわただしい。中央政府がすぐそばにあるのがひしひしと伝わる。全国への使命もある。 北の人と南の人との印象。北の人は、すぐ、「ホーチミンにいたそうだが、こっちとどっちがいい?どう違…
ベトナムとは:その2
文化の違い。なにげない日常のこととして痛烈に覚えているのは、facebookに書いて、翌朝とりさげた、卵事件である。 スーパーで卵を買った。日付はその日の日付が打ってあった。フライパンの上で卵を割ろうとした。中に黒ずんだ…
ベトナムとは:その1
3月から生活をはじめて、早いもので3週間が過ぎた。以前の経験ともあわせて、それなりにいろいろなことが見えてきた。答えを出すにはでかすぎることもある。すこしずつブログにもまとめておく。最初は、facebookに書いたことを…
米国愛国法とクラウド
米国Patriot Actの影響についていくつかのチャンネルから議論があるのを知った。特にクラウドとの関係。 たとえば、http://www.publickey1.jp/blog/11/post_173.html にはヨ…
100円に少なくとも300円の価値を与える
これだと単位が低ければ、1万円を3万円以上の価値で使う、などと言い直してもいい。100円を使う時に、3人にとってそれぞれ100円の価値が独立して果たされているのであれば、300円の効果になる。これをどう説明しようか、課題…
A is for Atom (1992) by Adam Curtis
昨日、NHKのBSで、「原子力の未来を問う」という番組の再放送をやっていた。A is for Atomが元タイトル。Adam CurtisのPandora’s Boxというシリーズの中らしい。1992年、45…
総量か一人当たりか
「統計で嘘をつく法」、だったかそんな名前の教科書副読本的な昔の本があった。数値としては正しいが、ある側面だけを強調していくことで、特定の印象を与えることができる、という統計の持つ「特質」をユーモアもまじえながら説明してい…
円高の継続はどうしてなのか
円高が続いている。円高でも困った困った、円安でも困った困った、としか聞こえてこないメディアの論調にがっくりきながら、自分の身近なことからもこのことを考えてみたい。 まず、国際的な収支の中で、貿易収支は悪化しているが、所得…
インド企業のIT利用はさすが、なのか?
3つ前の私のブログ記事に、「インド企業のネット利用はさすが」と書いた。たしかに大変に進んでいる。しかし。。。というのがこの記事の話。 そのブログで紹介したKingFishre airlineから、出発の2日前、利用の3日…
ジョンマッカーシーが亡くなった
米国時間2011年10月24日に、Lispの祖、ジョンマッカーシーJohn McCarthyが死去した。84歳。35年前にLisp1.5のマニュアルと出あい、めちゃくちゃおもしろい言語、たちまち魅せられ、その処理系を作っ…