仕事で北京出張した。そこで感じたことを書いてみよう。ときどき私がする話がぽっと頭に浮かんだ。 10%の違い、いくつかの異なったファクタ多数の相乗作用があると、全体としてはどんどん100%からは下がっていく、ということであ…
ドリラーの腕:テクノロジーの3要素にはノウハウが入っている
チリの落盤事故に際して、3つの穴が掘られた。プランA、プランB、プランCである。クリスマスまでには地下700メートルまで掘れるだろうということだったが、10月9日に貫通し、今日から救出が始まる。すばらしいことだ。全世界が…
多値機能:値は一つではない、あるいは値の読み方
Common Lispの言語仕様設計の中には、いろいろな夢を見越した、というかいろいろな夢の実現を期待した機能が入っていた。未だ世の中で十分に利用されている機能概念とはいいがたいものも多数ある。それらは、おもしろいかもし…
トップの機動力と総合学園としての力量
私立の教育機関の運営形態はさまざまである。特に、幼稚園から大学院まで、とか大きな規模の学校になるとその運営形態そのものが学校の特色に大きく関係するように思う。文部科学省的には、「理」「事」「長」の3字がつく人がその学校の…
なぜProject Looking Glassがまだ気になっているか
今はなきSun Microsystemsが2003,4年ころを真ん中にして7,8年やっていたプロジェクトにProject Looking Glass がある。https://lg3d.dev.java.net/ のURL…
日本の技術への信頼の源を見た、助かった
こんどの土曜に使おうとしていたビデオクリップが見つからない。6年前に自分で撮ったものだ。あちこち探し回ってようやく、もともとの録画テープを確認できた。デジタルカセットテープに録画する、パナソニックのビデオカメラで撮影した…
遠隔礼拝
2週間前のボストンでの話である。日曜に友人が通っている教会へ行ってみた。そこは、会員が2000人、礼拝の出席者が3回の礼拝をあわせて2600人という規模である。一時、Mega Churchというのが日本でも紹介されたが、…
MIT的新入生増加策
先々週、久しぶりに、半日MITのキャンパスを端から端まで歩いた。クレスゲ講堂の地下の会議室にもたまたま行った。そこは25年前に初めて、自分が重要な役を果たしたLispの会議の会場の隣だった。階段を降りながらその時のことを…
米国入国にI-94Wが要らなくなった
米国入国とその後の国内線、特にユナイテッドの国内線への接続について、先々週の体験について書いておく。 まず、2010年2月の出張の時には、薄グリーンのI-94Wが米国入国に、今まで通り、必要だったので、今回の出張の際に、…
打検士の耳、自分の耳
テレビで打検士の人のすごさというのを見せてくれた。缶詰をトントントントンと打つことで、内容がわかる。微妙な内容の違いもわかる。これはすご い。人間の能力のすごさをみせてくれている。その番組の中でつづけて、1000ヘルツの…