ある日、セントラルSQのそばの韓国系の長老教会の炊き出しで、台所スタッフが足りないので応援を、ということになった。ちょうどニューヨークから遊びに来ていた昔の卒業生を連れてでかけた。台所には、すでに野菜や食材が運び込まれて…
フィッシュウィンドウ:視野が広いとなんでも見えるは違う
BSでアインシュタインの眼の再放送をやっていた。フライフィッシングの話。そこで魚眼レンズを使って、文字通り魚の目からはどんな景色が見えるのかを見せてくれた。ほぼ360度すべて見える眼からはどんなものが見えるか? 言われて…
好きな仕事は給料が安い
「好きだからやっている仕事は給料が安い、相手が必要な仕事をやってあげると給料が高くなる」 最近、こういうことを実感し、また説明することを、いくつか経験した。それぞれ異なった文脈で。「好きな仕事を続けたい。しかし今の職場で…
異文化共存の原点
もう50年くらい前の小学生の時代、今振り返ってみるとそのころの影響はやはり大きい。まず小学校の5年生くらいの作文で、将来何になりたいか、というのがあって、外交官になりたい、と書いたのが40歳すぎになったときにわかった。な…
ブラジルにとっての「開発」援助
早いものでもう1年近く前のことになってしまった。いろいろなことが記憶のかなたに飛んでしまうので、ひとつのエピソードを書いておく。まだ他にもいろいろあるので、これを機会にどんな話があったか聞いてもらえるとうれしい。 200…
蟻地獄からの脱出
突然に蟻地獄に巻き込まれた。脱出しようとしても手がかりがぼろぼろとすべり、なかなか出られない。とりあえずなんとかなっているが、不完全な状態である。以下は今日までの顛末である。 大学のメールアドレスの管理が4月から新しいソ…
ARIS2008
ニューヨーク行きの飛行機の中で、USATodayを見ていて、ARISの記事が出ていた。American Religious Identification Surveyというもので、最初が1990年、次が2001年、そして…
ゼニ本位主義とシアワセ本位主義
ある大メーカを定年で退職した方と話をした。大変にすぐれた方とお見受けし、また、楽しい会話をすることができた。大メーカがいかにクローズな世界で縦割りで、計画経済的で、イノベーションに対応が困難で、その中で大変にがんばって、…
ソフトデニムのような1ドル札と補助通貨
多少沈静化したが、日銀発行の通貨に対して、政府通貨を発行して景気対策にするという話が、どこかの国でまじめに話題になっていた。経済の専門家ではないが、政府通貨というのは、基本は補助通貨の話で、ようするにコイン(硬貨)の話だ…
ホットスポットでの「電話」
国外出張では海外用のスマートフォンとしてNokiaのE71を使っている。PrepaidのT MobileのSIMアカウントをもっているが、今回は別に用意しておいたSIMを持っていった。これは度数量に応じて課金される。一方…