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選挙で当選する方法

Posted on 2010年8月8日

最近経験していることで、大問題なことの一つに選挙がある。何十人かの有権者が居て、代表を選ぶというような選挙のことである。

こうした選挙に慣れている、あるいは日頃からそのことを頭に入れている人と、無頓着あるいは未経験の人とでは大きな違いがでる。いろいろな団体の長は任期付きで、何年かに一度は選挙で長を選ぶ。こういう団体は多いはずだ。日本ではこうだ、という言い方をするのはあまり好きではないが、選挙ということになるとどうもそうした見方の共通性に妥当性が出てくる気がする。まず多いに新しいことに挑戦しようとする人は、おおむね一期しかできない。二期目にはだいたい落ちる。もちろん本人に問題があることも多いが、それ以上に選挙のメカニズムが働いて、いろいろと動こうとする人は落ちる。2期3期と続けられる長はなかなか少ない。

やろうとしているビジョンがいいとか高い理想を持っているとか、ようするに他の人から見たらごりやくがないことをやろうとするひとはまず当選しない、あるいは再選されない。選挙が近くなるとごりやくをばらまくひとか、あるいはもともと調整役のニュアンスの強い人のほうが当選の確率は高くなる。また、事前に存在してしまっているグループを意識した票の勘定、これも大きな当選への要素なんだろう。

最近、これは民主主義での選挙のありかたとしては極めて自然な帰結なんだろうと思うようになってきた。やっぱり、人間は同じやり方、安定した熟知したことをつづけることを好むのではないか。だとすれば、良い方向だとおもってもそれが悪い方向だと感じるひとは必ず居るから、波風を立てる人はせいぜい1期でおわり。ふりこは逆へ振られる。どの考え方が多数かということだ。

そうなると政治家ってなんなんだろう。選挙民の御用聞きをしながら、その声の大きさのバランスをみながら、自分が考えていることだとして、地位を行使していく。それをうまく、何期もくりかえしていくための努力にはやはり秘訣があるのだろう。あまり自分の今までには考えを巡らしてこなかった領域である。なんだかまとまりがないが、この辺で。

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