世の中変わったんだ、という実感が自分のところに来た。50年近く前に、全銀システムへの富士銀行の対応のはじまりを現場で観察していた。それに付随する事務処理システムの改編を題材として扱っていた。手作業での為替交換の部屋を見た、これがオンラインになる、すごいことだ。いまなんと、どうも、どうやら、HSBCを個人が決済に利用するのが楽になっているんだと知った。全国銀行協会にも加盟していて、全国銀行内国為替制度の適用行。ようするに、振込の対象として、HSBCは個人にとっても他の国内銀行と同列になってくる。ようするに、振込手数料の問題は、国内他行と同列の扱いで、他行あて振込手数料無料というサービスの適用対象となるようだ。昨日これを知った。理解の通りであれば、画期的!ネット銀行や「他行宛て振込は月3回まで無料です」といった宣伝の、個人にとっての意味が変わる。来週さっそくやってみよう。
ようするに、ネットバンキングなどでの、他行宛てと同じ扱いになり、機関コード0411の香港上海銀行の口座への振込は無料で振込できることが用意されている、ということになる、例えばアマゾンの請求書払いの支払い。個人間の少額のやりとりも、そしてこうした支払いも多くの人が理解して使うようになれば、電子化の実質はできあがってくる。