国立人口問題研究所による将来の人口構成の分析がある。2006年に作成されたhttp://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/111a2.htmを見ると、このまま推移すると、2055年の人口は8993万人に減少し(2005年12777万人)、かつ65歳以上が40.5%となる超高齢化社会になるという。ベトナムや若い国の人口構成ピラミッドは子供が多く老人が少ない三角形の形をしているが、2055年の日本の人口構成は全く逆の三角形になる。老人ばかりという感じになる。このままいけば。
当然、この2055年の構成図は変えられる。しりすぼみにどんどん少なくなる図は出生率を上昇させることで変更できる。たとえば多くの夫婦が2人(以上)の子供を持てば図は変わる。あるいはこの図の予想のままでいくかだが、やっぱり半分の人が残り半分を支えるという構造になるから、それでは日本は耐えられないのではないか?
いや待てよ、60代、70代がまだまだ働ける、あるいは高付加価値生産?で1人が2人分以上を楽に養える働きができる?のであれば、総人口が減っても、超高齢者の社会になってもなんとかなるのだろうか?
やっぱり、私には街中に子供たちが走り回っている社会のほうが魅力がある。