大変珍しいことだが、修了生に「引き出しの中のラブレター」の招待券をもらったこともあり、10月は2回映画館に行った。「引き出しの中のラブレター」は某FM局とのタイアップだと思わせる向きもあったが、それ以上に新鮮に素直にエピソードを楽しむことができた。多少、涙もポロリ。感想:父親はエライ!やっぱり。
もうひとつは、「沈まぬ太陽」。約3時間半。じっと見た。私だったらどうする、あるいは、まぁそうだろうあのことがらは、といったことで、現実感が高く、感動の対象ということではなかった。御巣鷹についても、よく知っている人が社員として遺族まわりをやったのを見ているし、また、直接の関係はないが上司にあたるといえる理事が亡くなっている。左遷についてもあぁいうことはある。一喜一憂せずにもくもくとというしかない。涙を流して感動する余裕はない。トップになろうという人、そしてそのとりまきの人たち、純粋というか単純すぎて、組織の中で昇進しない人たち。人さまざま。