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ベトナムとは:その3

Posted on 2012年4月13日

あっというまに、4月も中旬になる。ハノイはあわただしい。中央政府がすぐそばにあるのがひしひしと伝わる。全国への使命もある。

北の人と南の人との印象。北の人は、すぐ、「ホーチミンにいたそうだが、こっちとどっちがいい?どう違う」と聞く。南では、以前になんどもハノイにいたことを話した場合でも、そうしたどっちがいい式の質問はでなかった。ホーチミンの人の方がどちらかといえば、自由に自分の仕事にうちこんで、どんどん先へ進もうとしているように見える。話をしていると、実は出身は中部のフエだ、ダナンのそばだ、といった説明をする人がでてくる。王族の関係者だったりする。彼らは北にも南にもいる。静かにベトナムを支えようとしているように見える。

共通しているのは、学者の奥さんには銀行員が多い。ダブルインカムは普通だが、講師級でも月給5万円はいかないとのこと。全般としても、結婚して家を持とうという世代が多い。地方へ向かってドライブすると、いくつも婚礼をみかけた。にぎやかに装飾をした車が並んで、かつわいわいとパーティをやっているのでわかる。半日宴会をやっているのは数年前に出席した結婚式と同じだ。ようやく家を新築した、見に来てくれ、というケースに複数であった。

教授というのは、特殊に尊敬される。その理由の一端は、Professorには全国レベルの委員会の投票でなるからだそうだ。特定の大学の内部の審査ではない。しかし、だから、そういう意味から、業績だけでなく、気に入らない、気に入るという要素も大幅にはいり、いつまでたっても教授になれないひともでてきている、などとの弁も聞いた。

都市部の公害はそうとうなものだ。ホーチミンでは、フーミーフンに居たのでそれほどでもなかった。ハノイでは中心部の小道の中のアパートに居る。散歩をするのはいいが、がたがたで常に工事中の歩道とバイクの騒音と車道の混雑と建築中の建物の前をずっと通ることになる。どうしてものどが痛くなる。鉄道や地下鉄といった公共機関が必要だ、というのはこの半年ずっとことあるごとに言ってきたが、ようやく多くの人からもそれが聞けるようになった。

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