こんどの土曜に使おうとしていたビデオクリップが見つからない。6年前に自分で撮ったものだ。あちこち探し回ってようやく、もともとの録画テープを確認できた。デジタルカセットテープに録画する、パナソニックのビデオカメラで撮影したものである。当時は、このカセットテープに録画したものは、ビデオカメラと東芝のビデオデッキD-VR1、当時最新鋭、を接続してそのデッキで直接DVD-Rに書きこんで、それをパソコンにもってきて編集したり利用してきた。05年くらいからは、直接編集できるソフトを利用しだしたが、それもWindowsのバージョンアップとそのパソコンがこわれたので、それと同時に廃棄。パナのビデオカメラも06年くらいから利用しなくなった。東芝のデッキも07年くらいから利用しなくなった。どっちも埃をかぶっていた。当然いまさら使えないと思っていた。
しかし、どう探しても、このテープしかない。そこからmpegファイルなぞおこすしかない。数日うーんと唸ったうえで、またこれらをつないでみた。
なーんとちゃんと動くではないか!おどろき。一発でトラブルもなく無事に昔通りにDVD-Rのメディアに書けた。たった6分のクリップだが、貴重なビデオである。当時開発中のProject LookingGlassの川原氏とのやりとりのビデオ。Sunの彼のオフィスにてである。デモもある。三次元のハシリといえる。
この東芝のデッキは、ほこりをかぶる状態でずーっとほってあった。パナのビデオカメラもしかり。妙に日本の技術への信頼のみなもとを見た気がした、助かった。感激。